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オオカワリギンチャク その1

オオカワリギンチャク

「オオカワリギンチャク」

ポイント:ショウガセ
水深:38m
カメラ:Nikon D300
レンズ:Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
ライト:Fisheye Brighotstar Darkbuster HID LIGHT
ハウジング:Anthis Nexus D300
撮影日:2009/01/07


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テーマ:水中写真 - ジャンル:写真

  1. 2009/04/25(土) 19:22:56|
  2. オオカワリギンチャク
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オオカワリギンチャク その2

オオカワリギンチャクの群生

「オオカワリギンチャクの群生」

ポイント:ショウガセ
水深:40m
カメラ:Nikon D300
レンズ:Nikon AF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8G
ライト:Fisheye Brighotstar Darkbuster HID LIGHT
ハウジング:Anthis Nexus D300
撮影日:2008/12/18


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  1. 2009/04/22(水) 06:37:06|
  2. オオカワリギンチャク
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海への賛歌 vol.32 ~世界でここだけ~

d-32-ookawariginchaku01.jpg

オオカワリギンチャクの群生 学名:Halcurias sp.L

ポイント 和歌山県田辺「ショウガセ」 水深 37メートル

上段 カメラ:ニコノスV レンズ:UWマイクロニッコール15ミリ
   ストロボ:YS-300 1/2 発光 f5.6 ss1/30

中&下段画像 カメラ:オリンパスC-3040 ストロボ:発光禁止
       ライト:LX55 マニュアル撮影 f2.8 ss1/150


 いつも、この「海への賛歌」メールマガジンを読んで下さっている皆様、誠にありがとうございます。今回はいつもより少し改まった書き出しにしてみました。というのも、この度皆様にお伝えさせていただく生物が、昨年田辺で働き出してから私が、ずっと伝えたくて伝えたくてしょうがなかったモノだからなんです。そしてついに、苦節(ってほどでもないですが)約330日、みなさまにお見せできる(自分の主観的な判断ですのでご了承下さい)写真が撮れました。この生物について、私が知ってる限りのことをお伝えさせて頂きます。恐らくいつもより少し長くなると思われますので、のんびり、ゆっくり読んでいただければと思います。

 今回ご紹介させていただく生物、まず、名前は「オオカワリギンチャク」と言います。一般的にイソギンチャクと呼ばれる生物の仲間で、正確には刺胞動物門・花虫綱・六放サンゴ亜綱・イソギンチャク目・内腔亜目・カワリギンチャク類・カワリギンチャク科に属しております。ここで、イソギンチャクとは一体どういう生物なのかを簡単に説明しておきますと、実はクラゲやサンゴとかなり近い存在で、水中をふわふわ漂いながらエサを食べて生活しているクラゲを、逆さまにして地面にくっつけるとイソギンチャク、そしてそのイソギンチャクを小さくして集め、それらをくっつけた物がサンゴとなるのです。少々学術的には無理のある説明ですが、おおまかに分かりやすく言えばこのようになります。そしてこのオオカワリギンチャクですが、ご覧のように全身レモンイエロー色をしておりまして、実は他のイソギンチャクと決定的に違うところがあり、それは体に斑点が全くないというところだそうです(イソギンチャクガイドブック参照)。他にも学術的にイソギンチャクの仲間とはかなり違うところがあるらしく、ここではこれ以上難しい説明は省きますが、とにかくイソギンチャクの中でもかなり変わったタイプらしいのです。

d-32-ookawariginchaku02.jpg

 そして、なんといっても特筆すべきなのは、このオオカワリギンチャク、実は和歌山県のごくわずかなせまーい地域でしか発見例がないらしいのです。当初駿河湾などの水深100~150メートルに生息しているカワリギンチャクと同種という意見もあったようですが、最近の研究では別種という結果が出ており、つまり、言っちゃいますと、世界中でこのあたりの海でしか見ることができないという訳なんです。しかも、画像を見ていただくと分かると思われますが、撮影した「ショウガセ」というポイントにはこのイソギンチャクが大群生しています。正確には計っていませんが20~30メートル四方の所に、5センチくらいの小さい個体から、15センチくらいの個体まで、まるでお花畑のようにあたり一面に群生しているのを見ることができます。私の知る限りでは、これだけの数が密集しているのは恐らくここだけでしょう!

 残りの二枚はいつものデジタルカメラで撮影したものですが、注目していただきたいのが、アップで二個体写っている真ん中の画像です。この個体は枝のような(ヤギ類といいます)ものに登って(くっついて)おり、図鑑によるとエサをたくさん捕るために自ら移動するイソギンチャクもいるらしく、もしかしてこのオオカワリも自分で登ったのではないでしょうか? 彼らが移動しているところを見たことがないのであくまで推測にすぎませんが、夜の間にオオカワリの全ての個体が明日のエサのために、場所取り合戦を繰り広げていたりして、な~んて考えると面白く、そして少し恐ろしい気がしますね。また今回の画像はどれも触手を伸ばしていますが、たまに触手を縮めて黄色いお団子のように丸くなっている時もあり、それもまた愛らしいくてとてもいい感じがします。

d-32-ookawariginchaku03.jpg

 さてここからは画像の説明をさせていただきます。まず一番上ですが、ニコノスVというカメラで撮影したものです。このカメラは絞りやシャッタースピードなど、ほとんどがマニュアルで設定しなければならず、しかもフォーカスも目測で、言ってしまえば当てずっぽうに撮らなくてはなりません。私にとっては初めて持つ銀塩カメラで、デジタルカメラのように撮った画像をその場で確認することもできませんので、この一枚を撮るのに時間とフィルムをかなり使いました。しかも正直に言いますと、たまたま良かった透明度のおかげで撮れた偶然の産物に近く、いまだかつてこれを超える写真は撮れていないのが現状です。そんな訳で、恐らく一生記憶に残る一枚となりそうです。

 とにかく、この鮮やかなイソギンチャクの群生は見る者全てを魅了してやみません。透明度が良い時に根の上からゆっくり潜降していくと、下の方に黄色い絨毯が広がっているのがうっすらと見えてくる光景は、他のどこでも味わえない、ここだけの特別なものなのです。この世界的にも貴重なオオカワリギンチャクの群生、それを観察できるところで働くことを決心した私は、このイソギンチャクを守り、いろんな人に知ってもらうために撮影をし続けるという使命感みたいなものさえ湧き出て来ています。少しおおげさですけど、なんかひとつくらい、そういう気持ちにさせてくれるものがある海で働けるというのは、この上ない幸せな訳なんです。(2002年5月)


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  1. 2002/05/15(水) 06:16:57|
  2. オオカワリギンチャク
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Author:中野大樹
情熱の炎を燃やし続ける事、
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